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田中さんはラウンドで、また3パットが続いた。
「先生…なんで僕だけこんなに3パット多いんですかね」
カップを見つめながら、ぽつりと言った。
「田中さん、ちょっと聞きますけど」
私はゆっくり言った。
「1パット目、絶対に入れようとしていませんか?」
田中さんは少し間を置いた。
「…してますよ。当たり前じゃないですか」
「それが、3パットの原因です」
田中さんは首をかしげた。
「入れようとするのが、なんでダメなんですか?」
「入れようとすると力が入る。力が入るとストロークが乱れる。乱れると距離が合わない。距離が合わないから、遠くに止まる。だから3パットになるんです」
田中さんは少し考え込んだ。
「じゃあ…どうするんですか」
「1パット目はムリに入れにいかない。『直径1メートルの円』の中に止めることだけを考えるんです」
「直径1メートル…そんなに大事なんですか?」
「大事です。その中に入れば、次はほとんど入りますよね」
「まあ…入りますよね。外すこともたくさんありますけど…」
「外すのは、練習していないからです」
田中さんは苦笑いした。
「先生、またそれ言います?」
「でも事実です。田中さん、直径1メートルのパット、普段どれくらい練習しています?」
田中さんは黙った。
「……ほとんどしてません」
「そうなんです。この距離が『入る距離』になっていないと、そこに寄せようとしない。寄せようとしないから、寄らない。だから3パットになる」
田中さんは、ゆっくり頷いた。
「じゃあ…直径1メートルを練習すればいいんですね?」
「そうです」
私は少しだけ間を置いた。
「しかも、最高の練習法があります」
「え?なんですか?」
「パターマットです」
田中さんは少し驚いた。
「パターマット…?」
「同じ条件で、何度も打てる。だから“基準”が作れるんです」
田中さんは静かにうなずいた。
「なるほど…」
田中さんは小さくうなずいた。
「つまり…家で毎日やれば、入るようになる?」
「なります。入る距離が分かると、その距離に寄せようとする。結果、寄るようになる」
「それで…3パットが減る?」
「減ります。というより、ほとんど無くなります」
田中さんは、ゆっくり息を吐いた。
「先生…それ聞いたら、パターマット欲しくなりますね」
私は少しだけ笑った。
「欲しくなるんじゃなくて、必要なんです」
田中さんは笑った。
「帰ったら買いますよ。毎日やります」
私は静かに頷いた。
3パットをなくす方法は、難しい技術でも、特別な才能でもない。
「入る距離」を作るかどうか。
それだけで、パット数は確実に変わります。
していないなら、3パットは減りません。
理由はシンプルです。
「入る距離」を作っていないから。
最後に、私が田中さんに、薦めたパターマットを紹介します。
■おすすめ理由
- ラインがガイドになり、まっすぐ打つ感覚が養われる
- カップが小さい=実戦より難しい
- 1.5mの“決めパット”に特化
- 藤田寛之プロ監修で再現性が高い
- 自宅で“毎日同じ質の練習”ができる
一言で言うと・・・
「感覚じゃなく、成功パターンを体に覚えさせるマット」
だから、おすすめです!
\続きを読む/第9話 コースで崩れるのか?



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