
『ゴルフの病院ごっこ』しましょう!
あなたのゴルフの症状を診ていきます。


一緒に原因を見つけて、処方箋を出していきましょう。
病名:グリップ圧過多症
アドレスに入った瞬間、ギュッと手に力が入ってしまうことありませんか?
「リラックス」と自分に言い聞かせるほど、手に力が入る。
「肩の力を抜いて」と言われるほど、首がすくむ。
「もっとやわらかく」と言われるほど、全身が岩になる。
打った瞬間、「あ、また力んだ」とわかる。
でも次のホールでも、同じことが起きる。
これがグリップ圧過多症です。
本日は、握るたびに体が石になってしまう恐ろしい病気、『グリップ圧過多症』について、詳しく診察していきます。
⚠️ 放置するとこうなる
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病名 | グリップ圧過多症 |
| 患者数 | アマチュアゴルファーの約70%が発症! |
| 発症条件 | OBが怖い・ミスしたくない・飛ばしたい、の三拍子が揃った瞬間 |
| 主な特徴 | 力を入れているつもりはないのに、気づけばガッチリ握りしめている |
| 口癖 | ・「力んでるのはわかってるんだけど」 ・「緊張するとどうしても……」 ・「もっと飛ばしたくて……」 ・「リラックスって言われても……」 |
| 合併症 | ・アドレス過緊張症 ・スライス慢性化症 ・飛距離現状維持症 ・ゴルフ肘予備軍症候群 |

症状チェック
ラウンド中・練習中、あなたはどんな状態になっていますか?
当てはまる項目をチェックして、症状レベルを確認しましょう。
4〜6個:中等症(力みがスウィングの基本設定になってきています)
7〜10個:重症(あなたのグリップはもはや鉄格子です)

グリップ圧過多症の「原因」を知ろう
グリップ圧過多症が発症する主な“病因”は、大きく分けてこの3項目です。
①「飛ばしたい」という欲望が手に直結している
人間の脳は「強くたたく=速く動かす」と判断したとき、本能的に「まず握り締める」という行動を選びます。
ゴルフでは、これが完全に逆効果です。
グリップを強く握れば握るほど、手首が固まり、ヘッドスピードは落ちます。
力を入れているのに、飛ばない。飛ばないから、もっと力を入れる。
この悪循環が、グリップ圧過多症の温床です。

②ミスへの恐怖が全身をロックする
OBが頭をよぎった瞬間、人は体を「安定させよう」とします。
その安定の取り方として、脳が選ぶのが「強く握る」という行動です。
でも実際には、強く握ることで体の回転が妨げられ、むしろミスが増えます。
恐怖が生んだ防衛本能が、恐怖の原因を作り出しているのです。

本能に負けてる場合じゃないよ!
③「力が入っている感覚」がわからなくなっている
長年グリップを強く握り続けると、それが「普通」になります。
「今、力んでますか?」と聞かれても、もう比較対象がないのです。
適切なグリップ圧を知らないまま、力みが「素のスウィング」として体に定着してしまっています。

【治療法】グリップ圧過多症の処方箋
握り締めたい衝動に打ち勝ち、ラウンドに集中するための処方箋を用意しました。
やることは、たった一つだけです!
アドレスに入る前に、一度だけ思い浮かべてください。
好きな人と、はじめて手をつないだ瞬間。
強く握ったら、嫌われる。
でも、ゆるすぎても、伝わらない。
「離したくないな」という気持ちだけを込めて、そっと手を添える——あの感覚です。
グリップは、まさにあれでいいのです。

なぜこれが効くのか
「力を抜いて」と言われても、人はどのくらい抜けばいいかわかりません。
でも「恋人と手をつなぐ感覚」は、誰でも体が知っている。
あの感覚のグリップ圧は、プロが推奨する「10段階で3〜4」にほぼ一致します。
手首が自然にやわらかくなり、フェースが素直に返り、ヘッドが走るようになります。
難しい理論より、体が知っている記憶の方が、ずっと正確なのです。
ちなみに、「好きな人なんていない」という方は——
生まれたての子犬を抱っこする感覚でも、同じ効果があります。

最後に
グリップ圧過多症は・・・
・ミスへの恐怖が生んだ防衛本能
・長年の力みが「普通」になってしまった感覚麻痺
・完璧に当てたいという真面目さのせい
これらが絡み合って、「気づけば全身ガチガチ」という事態を生み出しています。
だから治療法も「根性で力を抜く」ではなく、「恋人と手をつなぐ感覚」という体の記憶を使うことがポイントです。
次のラウンド、アドレスに入る前に「好きな人と、手をつなぐように」と心の中でつぶやけますか?
それができたら、あなたはもう「グリップ圧過多症」から解放されています!
はい、診察は以上で~す!




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