
ゴルフコーチのあやかっこです!
『ゴルフの病院ごっこ』しましょう!
あなたの“ゴルフの症状”を診ていきます。
お悩みはなんですか?

ルーティンをしっかりやってるのに…
なぜかミスが増えるんです…

なるほど、あなたは『儀式的動作過剰症候群』ですね。
いわゆる、ルーティン肥大症です!
一緒に原因を見つけて、やさしい処方箋を出していきましょう。
よかったら、私の『ゴルフの病院ごっこ』に、お付き合いください!
病名:儀式的動作過剰症候群(ルーティン肥大症)
ショットを安定させようとして、ルーティンやチェックポイントを増やしていくと、考えることと確認作業が多くなります。
その結果、打つ直前まで頭が忙しくなり、体が自然に動かなくなって、準備したわりにミスが増えてしまいます。
この状態を『儀式的動作過剰症候群(通称:ルーティン肥大症)』と呼びます。
本日は、真面目で研究熱心なゴルファーほど発症しやすい『儀式的動作過剰症候群(通称:ルーティン肥大症)』について、詳しく診察していきます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 病名 | 儀式的動作過剰症候群(ルーティン肥大症) |
| 患者数 | 数は少ないが、同伴者の悪い記憶に残る |
| 発症時期 | 中級者になり、悩みが増えてきた頃。 迷いと練習量を超えた頃。 |
| 主な特徴 | ルーティンが多すぎて、何が大事か分からなくなる |
| 口癖 | ・「ルーティンは大事って、YouTubeが言ってた」 ・「あれもこれも意識しないと、逆に不安で」 ・「ミスったのは、まだルーティンが足りないからだ」 |
| 合併症 | ・準備動作長時間化症候群 ・思考麻痺性スロープレー病 ・儀式失敗パニック障害 |

マジメな人ほど罹患しがち!
症状チェック
4–6個: 中等症(背伸びが始まっています)
7–10個: 重症(見栄よりスコアを優先しましょう)

重症でも大丈夫!
ゆっくり治療していきましょう!
ルーティン肥大症の「原因」を知ろう
ルーティン肥大症が発症する主な“病因”は、大きく分けてこの4項目です。
①情報過多による動作の積み重ね
YouTube、レッスン動画、プロの真似…。
「これも大事」「あれも必要」と動作を追加し続けた結果、ルーティンが10工程に膨れ上がります。

でも人間の脳は、3つ以上の手順を同時に意識できません。
②不安の代償行動化
「ルーティンさえやれば大丈夫」という心理が、動作を増やす原因に。
実際は、ルーティンが多いほど「やり忘れ」の不安も増えて、さらに動作が増える悪循環です。

ルーティンは『お守り』じゃないですよ!
③本質と儀式の混同
本来、ルーティンは「いつも通りの状態を作る」ためのもの。
でも気づけば「ルーティンをこなすこと」が目的になり、肝心のスイングがおろそかに。

ルーティンが目的になったら、本末転倒だよね!
④成功体験への執着
「あの時このルーティンで上手くいった!」という記憶が、動作を固定化します。
でも本当に効いたのは、ルーティンではなく「リラックスしていたこと」だったりします。

余裕がある時、人は勝手に良い動きをします!
【治療法】ルーティン肥大症の処方箋
そこで本日は、重症化する前に効かせたい処方箋を4つ、ご用意しました。
処方箋:ルーティン3ステップ削減療法
ステップ1:今のルーティンを全部書き出す
まず、自分が何をやっているか見える化しましょう。
例:
- 素振り
- 目標確認
- グリップ確認
- ワッグル3回
- 深呼吸
- もう一度目標確認
- グリップ握り直し
- ワッグル2回
- アドレス
- 打つ
「え、こんなにやってたの!?」って驚くはずです。

まずは現状を知ることから!
ステップ2:本当に必要な3つだけ残す
書き出したルーティンに、一つずつ問いかけてください。
「これやらないと、打てない?」
答えがNoなら、容赦なく削除。
最終的に残すのは、3つだけです。
削減後の例:
- 目標を決める(考えるのはここまで)
- 素振り1回(体の確認)
- アドレスして打つ(何も考えない)
これだけ。
シンプルすぎて不安?その不安こそが、病気の証拠です。

脳が処理できるのは3つまで!これ科学的事実ね!
ステップ3:10秒ルールで実践
目標を決めてからボールを打つまで、10秒以内。
考える時間と動く時間を分けるのがポイント。
考えるフェーズ(ボールに近づく前)
- 番手を決める
- 狙いどころを決める
- 作戦を立てる
動くフェーズ(アドレスに入ったら)
- 何も考えない
- 体に任せる
- ただ打つ
アドレスに入ってから考え始めると、体が固まります。
だからアドレス後は、脳みそ使用禁止。
タイマーで測ってみてください。
「10秒で打つなんて無理!」と思うなら、まだルーティンが多すぎる証拠です。

プロだって、アドレスから5秒で打ってるよ!
なぜこれで上手くいくのか?
理由①:脳の負担が減る
人間の脳は、3以上のことを同時に処理できません。ルーティンを3つに絞ると、迷いが消えて体がスムーズに動きます。
理由②:失敗を言い訳にできなくなる
ルーティンが多いと「あの動作を忘れたから…」と言い訳できます。でも3つしかなければ、ミスはただのミス。それを受け入れると、メンタルが強くなります。
理由③:ゴルフ本来のリズムに戻る
考えるフェーズと動くフェーズを分けると、ゴルフ本来の「決めたら打つ」リズムが戻ります。これが一番ミスが少ない状態です。

ルーティンは、お守りじゃない。迷わないための道しるべなのよ!
最後に
儀式的動作過剰症候群(ルーティン肥大症)は、スイングが悪いから起きる病気ではありません。
・情報を集めすぎて動作が増え
・不安を消すために儀式化し
・本質を忘れてルーティンが目的になり
・成功体験に執着して減らせなくなる
この心理と行動の連鎖が、ミスを引き起こしています。
だから治療法も、「ルーティンを完璧にする」ではなく「何を削るか」が最大のポイント。
✔ ルーティンは3つまで
✔ アドレスまで10秒以内
✔ 「やらないこと」を明確にする
✔ ルーティンに頼らないメンタルを育てる
これだけで、ルーティン肥大症は驚くほど改善します。
次にティーグラウンドに立ったら、思い出してください。
「シンプルが、一番強い」ってね。
はい、診察は以上で~す!

全問正解を目指してね!



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